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コラム 10 (2006.9.6)


久しぶりに書きます。

10月8日に東京の池袋サンシャインシティで開催される楽器フェスティバルの中のイベントとして、初心者対象のレクチャーや色々な事をやります。

何を短い時間の中でやれる可能性があるかを思案していて思った事。

僕の場合、小さい頃から周囲に音楽があった訳じゃありません。遠い記憶では古びたガットギターが、あったような、無かったような位です。
それが中学生の時に流行ったエレキブームに単純に憧れてギターを始めただけです。

未だに譜面は時間をかければ読めますが、遅いし、書く場合は指で拍数を数えながらやってます。
理論的な事は多少本は読みましたが、体験上で判断してる感じの方が強いですね。もちろん絶対音感などは持ち合わせてません。

そう思うと楽器を弾くのが好きでやって来たのと、やるからには人より上手くなってやると言う負けたくない感じがベーシックなものとなってた様な気が。

音楽の場合、医者や弁護士の様な職業と違い国家試験も無ければライセンスもありません。大体アマチュアとプロの線引きもあいまいです。セミプロと言う言葉もありますね。
まぁ音楽から得る収入で生活出来ればプロと言えばプロですかね。

でも職業的にはそうでも、ただ技術的には立派でも、ただ音を出しているプロも居れば、技術的にはまだまだでも音楽を追求しているアマチュアも多く居ますよね。

僕は技術的な事だけでなく、自分の表現、音楽を探してもがいてる人がプロでもアマチュアでも好きだし、リスペクトしますね。

ほとんどの人は音楽を始めた頃に憧れのミュージシャンが居てコピーをしたりしたと思います。
そして段々と自分自身の表現や音を探して行くのですが、プロと呼ばれる人の中にもコピーの達人止まりや、既に音楽が死んでる人も居ますね。

先日、近藤等則氏、山木秀夫氏と三人で90分ぶっ続けのライブをしましたが、二人の音楽的姿勢、追求心は他の追従を許さない緊張感とスケール感に満ち溢れてました。
こんなミュージシャンが居る喜びと共に刺激を受け、嬉しくてプレイしてました。

楽器を弾くと言う事は、スポーツのように100mを何秒で走ったかの様に数字で判断出来る基準がありません。1分間に何個音が鳴らせたと言う競技があっても、音楽性とは関係無いしね。 しかしよく言う、指は動かないけど味があると言う言葉には逃げたくないし、、、まぁやることは沢山ありますね。

これから楽器始めたい人や初心者の人に言えるのは、例えプロとしてやっていけなくても、楽器から学ぶ事や音楽から教えられる事は無限にあるし、オーバーかも知れないけど、人生の上で無駄になることは無いですね。
やるからには強い意志でやった方が例え趣味で終わってもプラスです。
自分のフィジカル、メンタル両面が映し出されてしまうのが怖くもあり、やみつきになるんです。

まだまだです。




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