
コラム 13 (2006.10.13)
楽器フェスティバルのイベントで15歳前後のビギナーの子達にレッスンをして来ました。
僕がレッスンをすると言う企画に一般公募で来てくれた子達でした。
正直、40分間位で、なお且つ公開レッスンで何をしてあげれるか不安もありました。
本番前に15分程、それぞれの今の力量を聴かせてもらいました。
ベース歴1ヶ月の子から1年の子までの4人は細かい事を言えば、運指やピッキングなど、いくらでも問題点はありました。
しかしながら、初心者を見る機会は多いのですが、運指やピッキングについては僕自身が教える時に戸惑う部分でもあります。
例えば女の子に多いケースですが、見ていて明らかに薬指で押さえるより、小指の方がが早く移動も出来るし、見た目にも良いと思っても、小指では力不足で弦を押さえられない場合などです。
小指を鍛えろとか、薬指を小指のサポートにあてろとか簡単に言えますが、僕自身の経験からは、色々なフレーズを弾いたり、それをテンポを早く弾く事で自然にスムースな指の動きが必然的に生まれると考えています。
指や手の長さ、大きさは個人差があります。ピアノの初心者の練習の様にベースにもフレットと指の使い方の関係を書いてある教則本もあります。実際僕もベース始めた頃は、そのたぐいの本は何冊か読みましたが、途中から興味失いました。面白くなかったんですね。
楽器が上手く弾ける道は楽しさだけじゃ無いと言う考え方も、あると思います。
でも僕が教えたり伝えたいのは、やはり楽しさや面白さなんですね。
ですから目の前にした子が指の使い方がメチャクチャでも、まずは弾く楽しさを優先しています。
話は戻りますが、その日は4人をパート別に分けて同時にセッションをしてもらいました。
まだ言われるがままで訳わからない部分もあったとは思いますが、ドラムのプレイが始まり弾くしか無い状況にしました。
またソロの部分も作り一人づつ前に出て弾く様にしました。
一歩前に出る勇気を伝えたかったんです。
4人共に確実に短時間でリハーサル時よりイイ感じになっていたし、僕の期待に応えてくれました。
彼らに何をしてあげられたかは、わかりませんが僕自身は、かなり楽しみました。
ベースを始めたばかりの彼らが枠にとらわれずにベースや音楽に触れていってくれたらと思っています。
既成概念にとらわれた教則本や教え方が多く存在する中、個性豊かなミュージシャンに育っていってくれることを願っています。
機会があれば又こんな公開レッスンもしてみたいです。
大変な事もありますが、ビギナーの子達と音楽で遊ぶのはクセになりそうな面白さ満載でした。
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